軽井沢トレイルランニングレースを調べている人の多くは、エントリーがまだ間に合うのか、どの種目が自分に合うのか、軽井沢駅から本当に動きやすいのか、そして名前の印象よりずっと本格的だと聞くコースをどこまで現実的に走れるのかを、できるだけ早く整理したいはずです。
この大会は軽井沢プリンスホテルスキー場を発着とし、観光地としての軽井沢らしさと、里山を越えていくトレイルレースらしい厳しさの両方を持っているため、単に日程だけを把握しても足りず、種目ごとの累積標高、受付時間、関門、装備ルール、交通手段まで含めて理解しておくほど当日の不安を減らしやすくなります。
2026年大会は公式サイトやRUNNETの掲載内容、直前の公式ニュース、公開された参加案内書やコースマップから、開催概要だけでなく、ショートのスタート時刻訂正、エントリーリスト公開、GPXデータ公開、参加通知書が届かない場合の対応まで確認できる状態になっており、いま知りたい情報の重心は申込方法よりも実戦準備に移っています。
ここでは現時点で確認できる公式情報を軸に、軽井沢トレイルランニングレースの最新開催状況、種目ごとの特徴、当日までの準備、迷いやすいポイントの答えをひとつの記事で追えるように整理し、初参加でも再参加でも判断しやすい形にまとめます。
軽井沢トレイルランニングレースの最新開催情報
結論から言うと、2026年の軽井沢トレイルランニングレースは4月25日土曜日に開催予定で、会場は軽井沢プリンスホテルスキー場、種目はロング43km、ミドル20km、ショート7.5kmの3本立てです。
すでに一般エントリー期間は終了しており、追加募集も終了済みなので、現時点で確認すべき中心は、受付時間、正しいスタート時刻、関門、持ち物、そして会場までの移動計画に変わっています。
特に2026年大会は直前に公式ニュースが複数更新されているため、過去の記憶やSNSの断片だけで動かず、公開済みの参加案内書と最新のお知らせを合わせて確認することが大切です。
開催日と会場を先に押さえる
まず最優先で覚えておきたいのは、2026年大会の開催日が4月25日土曜日で、受付とスタート・ゴールの拠点が軽井沢プリンスホテルスキー場に設定されている点で、ここを起点に前日受付、当日受付、荷物預かり、表彰まで流れが組まれていることです。
この大会は軽井沢町だけで完結する公園周回型ではなく、長野県軽井沢町に加えて群馬県安中市、長野原町にまたがるトレイルを使うため、旅行気分で向かえる立地でありながら、レースの中身はしっかり山のイベントとして考えたほうが安全です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 軽井沢トレイルランニングレース |
| 開催日 | 2026年4月25日土曜日 |
| 主会場 | 軽井沢プリンスホテルスキー場 |
| 開催エリア | 長野県軽井沢町・群馬県安中市・長野原町 |
| 最新確認先 | 大会公式サイト |
軽井沢駅から徒歩約10分というアクセスの良さは大きな魅力ですが、その便利さだけで難度まで軽く見積もると準備不足になりやすいので、駅近レースという印象と山岳レースとしての備えを分けて考えるのがこの大会の基本です。
種目構成は3つに整理できる
2026年大会の種目はロング43km、ミドル20km、ショート7.5kmで、ロングとミドルは歴史や地形の変化を味わえる本格的なトレイル、ショートはトレランデビュー層も狙いやすい短めの設定という役割分担が比較的はっきりしています。
ただし、短い種目があるからといって全体がファンラン寄りの大会というわけではなく、ロングはITRA2ポイント、ミドルはITRA1ポイントが設定されており、43kmと20kmは競技性も十分に感じる構成になっています。
| 種目 | 距離 | 累積標高 | 参加資格 |
|---|---|---|---|
| ロング | 43km | 約2700m前後 | 18歳以上 |
| ミドル | 20km | 約1200m | 中学生以上 |
| ショート | 7.5km | 約330m | 中学生以上 |
距離だけを見るとショートはかなり気軽に映りますが、公式案内ではショートにも水分500ml以上の携行が求められているため、ロードの短距離イベント感覚ではなく、あくまで自然地形を走るトレイル種目として選ぶのが現実的です。
エントリー状況はいまどうなっているか
2026年大会の一般エントリーは2025年12月21日21時から2026年4月6日までの予定で案内され、RUNNET経由のオンライン受付のみが基本導線となっていました。
その後、公式エントリーページではロングとショートの駐車場なし枠を対象に追加募集への案内が掲出され、モシコム上でも4月11日までの追加募集が確認できましたが、この追加募集もすでに受付終了の表示になっています。
つまり現時点では、いまから通常枠に申し込む段階ではなく、出走者は参加案内書とエントリーリストで自分の情報を再確認し、来年以降に検討している人は募集開始が年末から年明け直後ではなく、前年12月下旬に動き始める大会だと理解しておくのが役立ちます。
また、公式ニュースでは3月26日の時点で各種目とも定員到達による早期締切の可能性に触れていたため、軽井沢という立地の魅力だけでなく、春先の走り出しとして参加しやすい日程もあり、次回以降は締切日ぴったりまで待たないほうが安全です。
受付時間は種目でかなり違う
この大会で地味に見落としやすいのが受付時刻の差で、ロングは朝6時から7時、ミドルは8時30分から9時30分、ショートは9時30分から11時と、種目ごとに会場入りの適正時刻が大きく変わります。
前日受付も4月24日15時から17時で全種目共通に設定されているため、遠方から前泊する人や、当日の朝に慌ただしくなりたくない人には前日受付の相性がかなり良く、特にロング参加者は当日朝の時間的余白をつくりやすくなります。
| 種目 | 当日受付 | スタート | 前日受付 |
|---|---|---|---|
| ロング43km | 6:00〜7:00 | 7:30 | 4月24日15:00〜17:00 |
| ミドル20km | 8:30〜9:30 | 10:00 | 4月24日15:00〜17:00 |
| ショート7.5km | 9:30〜11:00 | 11:30 | 4月24日15:00〜17:00 |
会場周辺は渋滞が予想されると参加案内書でも注意喚起されているので、受付終了時刻にぴったり着く発想ではなく、トイレ待ちや荷物預けの列まで含めて逆算し、種目ごとに1段階早い時間帯を目安に到着計画を立てるのが失敗しにくい動き方です。
関門はロングで二段階ある
ロング43kmは単に完走制限時間が長いだけの種目ではなく、途中に2A国境平、3A旧碓氷峠という関門が置かれており、前半の入り方を間違えると後半の粘り以前にレースが終わる構成になっています。
ミドル20kmも1A旧碓氷峠に関門があり、ショートは途中関門こそシンプルですが、ゴール制限14時30分が明確なので、短いから止まりやすいと考えるより、受付からスタートまで含めてきちんとリズムをつくるほうが結果は安定します。
| 種目 | 関門 | 地点目安 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ロング43km | 2A国境平 | 約24.5km | 13:30 |
| ロング43km | 3A旧碓氷峠 | 約39km | 16:30 |
| ロング43km | ゴール制限 | 43km | 18:00 |
| ミドル20km | 1A旧碓氷峠 | 約15km | 15:00 |
| ミドル20km | ゴール制限 | 20km | 17:00 |
| ショート7.5km | ゴール制限 | 7.5km | 14:30 |
特にロングはスタートから10時間30分の制限で見ると長く感じますが、関門の置き方を見ると前半で大きく貯金しすぎる必要はない代わりに、補給や写真で止まりすぎるタイプ、登りで予定以上に心拍を上げて後半に落ちるタイプは影響が出やすく、配分重視のレースだと考えるとイメージしやすいです。
直前ニュースの要点は見逃さない
軽井沢トレイルランニングレース2026は大会直前の更新が多く、一般的な大会概要ページだけでは拾い切れない実務情報が公式ニュースに集まっているため、出走者ほどニュース一覧を最後まで確認する価値があります。
なかでも今回重要なのは、ショート7.5kmの参加通知書に記載された時間の訂正が4月17日に出ている点で、はがきだけを信じて動くと誤認のリスクがあるため、紙の案内とウェブ上の最新情報がズレていないかを必ず突き合わせたいところです。
- 4月17日:ショート7.5kmの時間訂正を告知
- 4月15日:各種目のエントリーリストを公開
- 4月14日:参加案内書・大会スケジュール・会場周辺図を公開
- 4月14日:ロング・ミドル・ショートのGPXデータを案内
- 3月26日:定員到達による早期締切の可能性を告知
また、参加通知書が届かない場合でも、エントリーリストで氏名を確認し、ゼッケン番号を伝えれば受付可能と案内されているので、郵送物の有無だけで慌てず、まずは公開資料を順番にたどると落ち着いて対処できます。
逆に、去年の案内やSNSのスクリーンショットだけで準備を終えると、ショートの正しいスタート時刻や当日資料の更新を取り逃しやすいため、直前1週間は公式ニュースを基準に情報を上書きする意識が必要です。
前回結果から見える大会の性格
2025年の公式結果では、ロング43kmの出走者385名に対して完走者336名で完走率87.3%、ミドル20kmは出走者618名に対して完走者613名で完走率99.2%と公表されており、ロングとミドルで体感難度がかなり分かれることが数字からも見えてきます。
この差は単純に距離の違いだけでなく、ロングが累積標高の大きさと長時間行動を伴い、関門も複数あるのに対し、ミドルは競技としては十分本格的でも、制限時間7時間と距離20kmのバランスで完走まで届きやすい設計になっていることを示しています。
そのため、軽井沢という言葉から爽やかな走りやすさを先に想像している人は、前回の完走率を見て種目選びの現実味を補正すると判断がしやすく、初挑戦で景色も楽しみたい人はミドルかショート、完走より挑戦の質を重視したい人はロングという考え方がしっくりきます。
なお、2025年大会のRUNNET掲載では前回大会参加者数が1,054人と案内されており、会場にはにぎわいがありますが、同時にトイレや荷物預け、導線が混みやすい規模でもあるので、人気大会らしい熱気と朝の動線混雑はセットで想定しておきたいです。
コースの魅力と難しさを先に知る
軽井沢トレイルランニングレースの魅力は、軽井沢プリンスホテルスキー場を発着とする動きやすさに加えて、アプトの道、旧中山道、旧碓氷峠など、観光地としても印象に残る場所を走りながらレースを組み立てられるところにあります。
ただし、その魅力は裏を返すと地形や路面の変化が多いということで、ロードの一定ペースに慣れている人ほど、上り下りの切り替え、観光ポイントで気持ちが緩む瞬間、ハイカーとのすれ違い対応で思ったより消耗しやすくなります。
距離だけで種目を選ぶとミスマッチが起きやすい大会なので、ここではロングの重さ、種目ごとの体感差、ショートでも必要な備えを整理して、自分の現在地に合う見方へ落とし込みます。
ロング43kmは後半まで脚を残せるかが分かれ目
ロング43kmは公式大会概要では累積標高約2700m、公開コースマップでは約2750mと案内されており、細かな数値差はあるものの、いずれにしても42kmのロードフルマラソンとはまったく別物として考えるべきボリュームです。
加えて、2A国境平が約24.5km、3A旧碓氷峠が約39kmに置かれているため、前半で元気なうちに飛ばしても、終盤に脚と補給が切れると一気に苦しくなりやすく、完走力よりも後半まで動き続ける再現性が問われます。
参加案内書ではロングにエイドが3カ所、携行水1リットル以上、携帯電話の携行も求められているので、主催者のサポートに依存して最低限だけ持つより、自分で補給と安全を管理する装備感覚を持てる人のほうがこの種目との相性は良いです。
さらにロングとミドルのコースにはアプトの道のトンネル区間が含まれ、暗い場所が苦手な人はライト持参が推奨されているため、脚力が十分でも、暗所や冷え、下りでの集中力低下が不安な人は、単なる距離適性だけでロングを選ばないほうが満足度は高くなります。
種目ごとの体感差は数字以上に大きい
43km、20km、7.5kmという数字だけを見ると段階的に短くなるだけに見えますが、実際には要求される走力、山慣れ、補給計画、当日の緊張感がかなり違うため、前年の大会経験や普段のトレーニング内容から逆算して選ぶほうが失敗しにくいです。
たとえばロードのハーフやフルを安定して走れても、登りで歩きを混ぜる判断や、下りで脚を残す感覚がなければロングは簡単ではなく、逆にトレイル経験がある人ならミドルは景色とレース性の両方を楽しみやすい距離になります。
| 種目 | 体感の特徴 | 向いている人 | 慎重に考えたい人 |
|---|---|---|---|
| ロング43km | 長時間行動と登り返しが重い | 中長距離トレイル経験者 | 補給や下りが不安な人 |
| ミドル20km | 挑戦感と完走の現実味が両立 | 初中級のステップアップ層 | 登り慣れがほぼない人 |
| ショート7.5km | 短いが山の要素は残る | 初参加やデビュー層 | 装備軽視をしがちな人 |
公式コンセプトでもショートはトレランデビュー向けと案内されていますが、これは安全配慮や行動時間の面で参加しやすいという意味合いが強く、ロード10km感覚で無準備に出ることを勧めているわけではありません。
自分の目標が完走なのか、景色を楽しみたいのか、順位も意識したいのかで最適解は変わるので、軽井沢らしい雰囲気に惹かれた人ほど、気持ちだけで最長種目へ行くより、少し物足りないくらいの設定から余裕を持って走るほうが大会全体を楽しみやすいです。
ショートでも準備不足は通用しない
ショート7.5kmは2026年から初心者向けの入口として強く打ち出されていますが、公開コースマップでは累積標高約330m、参加案内書では水分500ml以上の携行が明示されており、散歩延長のイベントではないことがはっきりしています。
しかも、ショートは参加通知書の時刻訂正が出るほど直前情報の更新が重要だったので、距離が短いから確認項目も少ないと考えるより、短いぶんミスがそのまま焦りにつながりやすい種目だと思って準備したほうが落ち着いて走れます。
- 水分500ml以上を携行する
- ロード用より滑りにくいシューズを選ぶ
- 受付9:30〜11:00とスタート11:30を再確認する
- 携帯カップを忘れない
- 観光地エリア通過時のマナーを意識する
トレランデビューで最も多い失敗は、距離が短いから補給も装備も最低限でよいと思い込み、上りで汗をかいたあとに水分や防寒への不安が出ることなので、ショート参加者ほど基本装備を省かず、安心材料を多めに持つほうが結果的に楽しめます。
また、スタート時刻が遅めで朝に余裕があるように見えても、軽井沢到着後の移動や受付、トイレ、雰囲気に慣れる時間を考えると、のんびりしすぎないほうがよく、初参加なら会場に早めに入り周囲の流れを見ながら動くのが無難です。
当日までの準備で差がつく
軽井沢トレイルランニングレースはアクセスが良いぶん、現地入りそのものは難しくありませんが、装備ルール、安全管理、会場導線まで含めて準備できているかで当日の安心感がかなり変わります。
参加案内書には、水分量、携帯食、携帯カップ、携帯電話、イヤホン、天候悪化時の対応、緊急時の連絡方法まで具体的に書かれており、ここを読むか読まないかで初心者の不安と経験者の抜け漏れの両方を減らせます。
特に春の軽井沢は平地の感覚だけで服装を決めると外しやすいので、現地の朝夕の冷え、山中の風、スタート待機の長さまで見込んだ準備が、走力以上に満足度へ影響しやすい大会です。
必携装備は最低限ではなく安全基準で考える
公式ルールでは、ロング43kmとミドル20kmは水分1リットル以上、ショート7.5kmは500ml以上の携行が必要で、さらに全種目で携帯カップの持参が求められているため、エイドで何とかなるだろうという前提はこの大会では危険です。
ロングとミドルは参加案内書で携帯電話の携行が強調されており、緊急時に本部へ通話できる状態にしておくこと、スマートフォンで位置情報を取り出せるよう確認しておくことまで案内されているので、バッテリー残量や設定確認も準備の一部になります。
- ロング・ミドルは水分1L以上、ショートは500ml以上
- 携帯カップを持参する
- レース中に必要な携行食を自分で持つ
- ロング・ミドルは携帯電話を必ず持つ
- 雨具や防寒具を天候に応じて追加する
- トンネルが不安ならライトを用意する
エイドの提供内容としては水、クエン酸、コーラ、バナナ、オレンジ、チップスター、個包装クッキーなどが予定されていますが、それだけで最後まで足りるかは個人差が大きいので、自分が後半に食べやすいものを別で持つ考え方が堅実です。
また、イヤホンは危険防止のため禁止とされており、耳を塞がないタイプのみ使用可能という扱いなので、普段音楽でリズムを取っている人ほど当日の走り方を変える必要があり、事前練習から大会仕様に近づけておくと戸惑いが減ります。
会場アクセスは便利でも油断しない
軽井沢駅から会場まで徒歩約10分という条件はトレイル大会としてかなり恵まれていますが、便利だからこそ参加者が集中しやすく、駅到着後すぐ受付に滑り込むような動き方だと、荷物整理やトイレ待ちで気持ちに余裕がなくなりやすいです。
車利用の場合はさらに注意が必要で、大会当日にスキー場駐車場を使えるのは「駐車場あり」でエントリーした人のみであり、入口で参加通知はがきを提示し、誘導スタッフの指示に従って駐車する流れなので、同行者分を含めた台数管理も事前に必要です。
| 移動手段 | 押さえる点 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 電車 | 軽井沢駅南口から徒歩約10分 | 前泊なしで身軽に動きたい人 |
| 車 | 駐車場ありエントリーのみ利用可 | 荷物が多い人や家族帯同 |
| 前日受付 | 4月24日15:00〜17:00 | 当日朝を軽くしたい人 |
| 当日朝 | 会場周辺の渋滞に注意 | 余裕を持って動ける人 |
会場周辺図では、車は第1駐車場・第2駐車場の利用イメージが示され、電車利用者は軽井沢駅南口からスキー場方面へ進む導線が案内されているので、初めて行く人は地図を見てから当日の歩く向きを頭に入れておくと現地で迷いにくいです。
なお、駐車場は朝5時30分開場で夜間駐車は不可とされているため、車中泊前提で考えるのは避け、早朝移動か前泊かを先に決めて、スタート時間と体調を両立できる計画にしておくほうがレース当日の集中力を守れます。
天候と安全管理は自分事で考える
参加案内書では、荒天による開催中止判断は大会当日午前4時に決定すると案内されており、天候予報が不安定な場合は大会ホームページや北信濃トレイルフリークスのFacebookでも情報発信するとされています。
つまり、遠方参加者ほど前夜の時点で自分なりの行動基準を持っておく必要があり、当日朝にただ待つのではなく、確認先をブックマークし、スマートフォンの充電を十分にしておくことが、安全面でも移動面でも重要です。
レース中に怪我で動けなくなった場合は大会本部へ電話連絡したうえで周囲の選手に近くのスタッフへ状況を伝えてもらうよう案内されているので、携帯電話を持つ意味は単なる連絡先の保有ではなく、自分の位置と状況を伝えられる状態を保つことにあります。
さらに、コースは国立公園内や観光地、文化施設の周辺を通るため、植生保護、ゴミの持ち帰り、私有地への立ち入り回避、ハイカーへの声かけなどが強く求められており、速く走ることと気持ちよく通行することを両立できる人ほど、この大会の雰囲気に自然になじみます。
迷いやすいポイントを整理する
大会情報を見ていると、距離や日時よりも、駐車場ありとなしの違い、結局どの種目が自分向きなのか、参加通知書が来ないときはどうすればよいのかといった、細かい実務面で迷う人が多い傾向があります。
軽井沢トレイルランニングレースは基本情報が比較的明快な一方で、直前更新や追加募集、駐車場条件など、申し込みから出走までの途中に判断ポイントがいくつもあるため、疑問を先に潰しておくほど当日のストレスが減ります。
ここでは特に質問が集まりやすい三つの論点を整理し、初参加者がつまずきやすい誤解も含めて答えをまとめます。
駐車場ありとなしは料金差以上に意味が違う
各種目には駐車場ありと駐車場なしの区分があり、参加費は駐車場なしのほうが500円安く設定されていますが、重要なのは金額差ではなく、大会当日にスキー場駐車場を利用できるかどうかという運用上の違いです。
公式エントリーページでは、家族や仲間で来場する場合も必要台数分だけ「駐車場あり」でエントリーするよう案内されているため、代表者ひとりだけ駐車場ありにして全員分をまかなうような考え方は通用しにくく、事前の台数整理が必要です。
また、追加募集はロングとショートの駐車場なしのみを対象としていたため、終盤に空きが出ても駐車条件は自由には選べないケースがあり、次回以降に申し込む人は車利用の可能性が少しでもあるなら、最初の申込段階で駐車条件まで決めておくと後悔しにくくなります。
車を使わない人にとってはエコ割のような感覚で駐車場なしを選びやすい一方、遠方から荷物が多い人や家族観戦を伴う人にとっては、現地の身軽さと会場導線の快適さが結果的に大きな価値になるので、出費差だけでなく当日の行動ストレスで比較するのがおすすめです。
どの種目を選ぶべきかは完走像から逆算する
初参加者が最も迷うのは、せっかく軽井沢まで行くならロングに挑むべきか、それともミドルやショートで大会全体を楽しむべきかという点ですが、この答えは距離欲よりも、どんな一日を過ごしたいかで決めたほうが納得感が残ります。
順位や限界挑戦が主目的ならロングにも意味がありますが、軽井沢らしい雰囲気、歴史あるルート、会場のにぎわいまで含めて味わいたい人は、走力に少し余裕のある種目を選んだほうがレース以外の魅力まで受け取りやすくなります。
| 重視したいこと | 向きやすい種目 | 理由 |
|---|---|---|
| 本格挑戦をしたい | ロング43km | 距離も累積標高も大きい |
| 達成感と完走可能性を両立したい | ミドル20km | 難しさと現実味のバランスが良い |
| トレランを体験したい | ショート7.5km | 初心者向けに入りやすい |
| 観光も楽しみたい | ミドル20kmかショート7.5km | 体力の残りやすさが違う |
よくある失敗は、ロードの実績だけでロングへ進み、登り下りへの対応や補給の練習が追いつかず、景色を見る余裕もなく終わることなので、完走後にまた出たいと思えるかまで含めて種目を選ぶほうが、結果的に大会との相性は良くなります。
一方で、すでにトレイル20km前後を経験している人がミドルを選ぶのは消極的ではなく、軽井沢のコースや雰囲気を一度体験してから翌年ロングへつなげる堅実なステップにもなるため、段階的に楽しむ発想はむしろ合理的です。
参加通知や当日対応で慌てないための確認点
2026年大会では参加通知書が4月14日に郵送されたと案内されており、当日はそのはがきを持参するのが基本ですが、万一届かない場合でも、後日公開されたエントリーリストで氏名を確認し、ゼッケン番号を伝えれば受付可能とされています。
このため、郵送トラブルがあっても即座に出走不可になるわけではなく、まずは自分の名前がリストにあるか、種目と性別区分に誤りがないかを確認し、必要なら早めに問い合わせることで、当日の混乱をかなり防げます。
- はがきが届いたら種目と受付時間を確認する
- 届かない場合はエントリーリストで氏名を探す
- 受付ではゼッケン番号を伝えられるようにしておく
- 当日不参加でも事前連絡は不要という案内がある
- Tシャツ郵送希望の不参加者は4月22日までのメール連絡案内が出ている
ここで注意したいのは、「当日不参加なら事前連絡不要」という案内と、「不参加連絡を4月22日までにメールすれば参加賞Tシャツを大会後に送付する」という案内が並立している点で、出欠管理のための連絡は不要でも、参加賞郵送を希望するなら期限内連絡が必要だと理解しておくと混乱しません。
また、ショートの時刻訂正のように直前で重要な更新が出ることもあるので、はがきを受け取って終わりではなく、レース前日までは公式ニュースを開き、紙の情報より新しい発表が出ていないかをチェックする癖をつけておくと安心です。
軽井沢で気持ちよく走るための最終整理
軽井沢トレイルランニングレース2026は、4月25日に軽井沢プリンスホテルスキー場を発着として行われる3種目構成のトレイル大会で、駅から徒歩圏という参加しやすさを持ちながら、ロング43kmは累積標高約2700m前後、ミドル20kmも約1200mと、競技としては十分に本格的な内容です。
現時点では一般エントリーも追加募集も終了しているため、出走者がやるべきことは、受付時間、正しいスタート時刻、関門、持ち物、アクセス導線を公式資料で確認し、特にショートの時間訂正や参加通知書未着時の対応など、直前ニュースで更新された内容を反映させることです。
種目選びの考え方としては、軽井沢だから走りやすそうという印象より、どのくらい余裕を持って景色や大会の雰囲気まで楽しみたいかを基準にしたほうが失敗が少なく、初参加ならミドルやショート、挑戦色を強めたいならロングという整理が現実的です。
最後にもう一度だけ強調すると、この大会はアクセスが良いぶん油断も生まれやすいので、大会公式サイトと公式ニュースを最終確認し、観光地を走らせてもらう意識と山のレースとしての備えを両立させることが、軽井沢で気持ちよく走り切る一番の近道です。


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