初心者向けアシックスランニングシューズのおすすめ8選|足型と目的に合う一足が見つかる!

watercolor-sunset-riverwalk-runner-city-skyline ランニングシューズ

アシックスのランニングシューズは、クッション重視の定番から安定性を高めたサポート系、価格を抑えた入門機まで幅が広く、これから走り始める初心者ほど「種類が多すぎて何を基準に選べばいいのかわからない」と感じやすいブランドです。

実際には、初心者向けの一足選びで見るべきポイントはそれほど多くなく、足の傾き方、足幅、主な用途、そして走っていて気分が上がるかどうかの4つを押さえるだけでも、候補はかなり絞り込めます。

とくにアシックスは、プロネーション別の考え方や、足囲とラストの選び方を公式でも丁寧に案内しており、なんとなく人気モデルを買うよりも、自分の足と目的に合わせて選んだほうが満足度が上がりやすいブランドです。

この記事では、初心者が最初の一足として検討しやすい現行のアシックスランニングシューズをおすすめ順で整理したうえで、選び方のコツ、サイズで失敗しない見方、用途別の選び分け、オンライン購入で後悔しないための考え方までまとめて解説します。

初心者向けアシックスランニングシューズのおすすめ8選

アシックスの初心者向けモデルは、単純に価格が高いほど優れているというより、足を守る安定性を優先するのか、柔らかいクッションで気持ちよく走りたいのか、あるいはまずは予算を抑えて習慣化したいのかで向き不向きが変わります。

そのため最初のおすすめは、上級者が好むレーシング寄りのモデルではなく、公式サイトで定番として案内されているクッション系と安定系を中心に、初心者でも役割を理解しやすいモデルを並べるのが失敗しにくい考え方です。

ここでは、履き心地の方向性がわかりやすく、走力が固まっていない段階でも選びやすい現行モデルを8足に絞って、それぞれがどんな初心者に合うのか、逆にどんな人には合いにくいのかまで踏み込んで紹介します。

GEL-NIMBUS 28

GEL-NIMBUS 28は、アシックスの中でもクッション性と快適性を前面に出した代表格で、ゆっくり長く走る日や完走目的の練習で足当たりのやさしさを最優先したい初心者にとても相性が良い一足です。

公式ではFF BLAST PLUSクッショニングとPureGELを組み合わせた柔らかな着地感に加え、エンジニアードニットアッパーで足をやさしく包み込む設計が案内されており、着地の衝撃が気になりやすい走り始めの段階でも安心感を得やすいのが魅力です。

体重がやや重めの方、歩きから走りへ移行する方、ハーフやフルの完走を見据えて無理なく距離を伸ばしたい方には特に向いており、足裏への硬さやゴツさを感じにくいため、走ること自体を好きになる入口として使いやすいモデルです。

一方で、接地感をはっきり感じたい人や、テンポよくキビキビ走りたい人には少しソフトすぎると感じることがあり、価格も入門機より高いため、まずは軽いジョグ中心で快適性を重視する人向けだと考えると選びやすくなります。

最初の一足で「とにかく足にやさしく、疲れても嫌になりにくいランニングシューズがほしい」と思うなら、GEL-NIMBUS 28は初心者向けアシックスの本命候補として最初に試す価値があります。

GEL-KAYANO 32

GEL-KAYANO 32は、クッション性に加えてサポート性も重視した安定系の定番で、着地時に足首が内側へ倒れ込みやすい方や、疲れてくるとフォームが崩れやすい初心者に向いています。

公式では4Dガイダンスシステムが走りに合わせて安定性を発揮すると案内されており、前足部の厚みを増したFF BLAST PLUSフォームとあわせて、長い距離でもバランスを取りやすい構造が特徴です。

扁平足気味で不安がある方、歩いていると靴の内側が減りやすい方、膝や足首のブレをできるだけ抑えながらジョグを続けたい方には、ただ柔らかいだけのモデルよりも、この安定感が大きな安心材料になります。

ただし、ニュートラルな足運びの人や、軽快な反発感を求める人には支えられている感覚がやや強く感じられる場合があり、価格帯も上位寄りなので、必要な人にとって強い味方になるタイプだと理解して選ぶことが大切です。

足元の不安を減らしながら長く走れる土台を作りたい初心者には、GEL-KAYANO 32は高価でも後悔しにくい投資になりやすく、完走志向の一足として非常に優秀です。

GT-2000 14

GT-2000 14は、安定性と軽快さのバランスが良い中核モデルで、GEL-KAYANOほど重厚ではないサポート感を求める初心者にちょうどよい立ち位置の一足です。

公式では3Dガイダンスシステムによるサポート構造と、FF BLAST MAXクッションによるソフトな着地と反発の両立が訴求されており、安定系にありがちな重たさだけで終わらない使いやすさがあります。

週2〜3回のジョグを続けたい方、初めての大会に向けて練習用とレース用を一足でまかないたい方、足のブレは気になるけれどGEL-KAYANOほど強いサポートは要らない方には、とても現実的な第一候補になります。

反対に、ふわふわした高クッションを最優先したい人にはGEL-NIMBUS系のほうが満足しやすく、純粋な弾みの楽しさを求める人にはNOVABLAST系のほうが印象に残りやすいため、何を優先するかで評価が分かれるモデルでもあります。

それでも一足で幅広くこなせる完成度は高く、迷ったときに「守りすぎず攻めすぎない」初心者向けアシックスとして選ぶなら、GT-2000 14はかなり堅実です。

GT-1000 14

GT-1000 14は、安定性を確保しながら価格も比較的抑えやすいモデルで、ウォーキングからジョギングへ移りたい人や、サポート系を低めの予算で試したい初心者に向いています。

公式ではFF BLASTクッションフォームと3Dガイダンスシステムを採用したモダンでエネルギッシュなクッション体験が案内されており、安定系エントリーモデルでありながら古さを感じにくい点が強みです。

内側へ倒れ込みやすい傾向が少しある方、フィットネス感覚で短時間のランを習慣化したい方、いきなり2万円台のシューズに踏み切るのは不安という方には、必要十分なサポートを得ながら始めやすい選択肢になります。

ただし、長い距離を走る快適性や上位モデルらしい包み込まれる安心感はGT-2000やGEL-KAYANOほどではなく、将来的に距離が伸びてきたときは上位モデルへの買い替えを視野に入れたほうが満足しやすい場合もあります。

まずは故障リスクを抑えながら走る習慣を作りたいという段階なら、GT-1000 14はコストと機能のバランスが取りやすい初心者向けサポートモデルです。

NOVABLAST 5

NOVABLAST 5は、沈んで跳ねるような弾みを楽しめる人気モデルで、走っていて前に進む感覚がほしい初心者や、気分が上がる履き味を重視する人におすすめです。

公式ではFF BLAST MAXによるソフトな着地と反発性、トランポリンを思わせるミッドソールとアウトソールの設計、そして通気性を高めたメッシュアッパーが案内されており、軽快で楽しい乗り味が大きな魅力です。

ニュートラル寄りの足運びで、健康維持のジョグから少しずつペースアップも楽しみたい人には特に合いやすく、走るたびにワクワク感を得やすいので、三日坊主になりたくない初心者のモチベーション維持にも役立ちます。

その一方で、足首のぐらつきが強い人や、まだ着地が安定しない人には弾みが扱いにくく感じられることがあり、安心感を最優先するならGEL-KAYANOやGT-2000のほうが入りやすいケースもあります。

フォームが極端に崩れやすいわけではなく、楽しく走れる一足を探しているなら、NOVABLAST 5は初心者でも十分に選ぶ価値がある人気候補です。

GEL-CUMULUS 28

GEL-CUMULUS 28は、柔らかさと安定感の中間を狙ったニュートラル系デイリートレーナーで、どれかに尖りすぎない安心の一足を求める初心者に向いています。

公式ではFF BLAST MAXによるやわらかな着地と弾むような蹴り出しに加え、フルイドライドアウターソールで接地から蹴り出しまでの体重移行をスムーズにすると案内されており、日常使いしやすい素直さが光ります。

GEL-NIMBUSほど厚くなく、NOVABLASTほど跳ねすぎず、GT-2000ほど支え感が強くないため、最初の一足でクセの少ない履き味を求める人や、走力が固まる前の基準作りとして選ぶ人に合いやすいモデルです。

さらにEXTRA WIDE展開もあり、足幅が広めでニュートラル系を履きたい人にも合わせやすい反面、強い個性を求める人には印象が地味に感じられる可能性があるため、派手さよりも失敗の少なさを優先したい人向けです。

初心者が「何を選んでも決め手がなくて迷う」という状態なら、GEL-CUMULUS 28は基準点として非常に優秀で、長く付き合いやすい一足になります。

GEL-EXCITE 11

GEL-EXCITE 11は、価格を抑えながらもランニング用らしいクッション性を確保した入門向けモデルで、最初から高価格帯に踏み切りにくい初心者にぴったりです。

公式ではAMPLIFOAM PLUSテクノロジーによって前モデルよりスタックハイトを高くし、よりソフトで快適なクッショニングを提供すると案内されており、ベーシックモデルでも古い履き味に留まらない点が魅力です。

週1〜2回の軽いジョグ、ウォーキング中心の生活からの移行、子育てや仕事の合間に短時間だけ走りたい方のように、まずは習慣化を最優先したい人にとって、価格のハードルが低いこと自体が大きなメリットになります。

ただし、長い距離を快適に走る余裕や、上位モデルのような厚みのあるサポート感は控えめなので、体格が大きい人や将来的にフルマラソンを見据える人は、早めに上位モデルへ移行したくなる可能性があります。

それでも最初の一足としてのハードルの低さは非常に優秀で、安価だから雑に選ぶのではなく、走る習慣を始めるための現実的な第一歩として選ぶならGEL-EXCITE 11は十分おすすめです。

GEL-CONTEND 9 EXTRA WIDE

GEL-CONTEND 9のEXTRA WIDEは、足幅の広さが原因でランニングシューズ選びに苦労してきた初心者にとって、候補から外しにくい貴重なモデルです。

公式ではエンジニアードメッシュアッパーによる快適なフィット、GELテクノロジーとAMPLIFOAM+クッショニングによるソフトな感触、そして耐久性の高さが案内されており、幅の余裕と扱いやすさを両立しています。

小指や母趾球が当たりやすい方、普段履きでもワイドやスーパーワイドを選ぶ方、ウォークとランを混ぜながら少しずつ距離を伸ばしたい方には、細めの人気モデルを無理に選ぶよりも、足当たりの良さを優先したほうが継続しやすくなります。

反面、反発の強さやスピード感は上位モデルほどではなく、軽快なテンポ走やレース志向には向きにくいため、幅の悩みを解決しながら安心して始めるための一足だと考えるのが自然です。

初心者の失敗で多いのは足長だけでサイズを決めて横幅を我慢することなので、足幅が広い自覚があるなら、GEL-CONTEND 9 EXTRA WIDEのような幅重視モデルから入る判断はかなり合理的です。

初心者が最初の一足で外さない選び方

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初心者がアシックスを選ぶときは、人気モデルの名前を覚えるより先に、自分がどんな足の動きをしていて、どんな目的で走るのかをざっくり言語化することが重要です。

同じブランドの中でも、ニュートラル系とサポート系では設計思想がかなり違うため、そこを曖昧にしたまま選ぶと、クッションは気に入っているのに安定感が足りない、あるいは支え感はあるのに重くて楽しくないというズレが起きやすくなります。

ここからは、初心者が迷いやすい論点を順番に整理しながら、最初の一足を選ぶ基準をシンプルにしていきます。

まずは足の傾きでニュートラル系かサポート系かを分ける

アシックス公式のプロネーションガイドでは、着地時にかかとが大きく内側へ倒れ込み過ぎるオーバープロネーションには安定性に優れたシューズ、ニュートラルプロネーションにはクッション性とサポート力を備えたニュートラルシューズが適していると案内されています。

初心者はフォームがまだ固まっていないため、自分は完全なオーバープロネーションではないと思っていても、疲れてくると内側に倒れやすくなることが多く、迷う場合はまず足元の安心感を重視して考えると判断しやすくなります。

  • 内側への倒れ込みが気になるならGEL-KAYANO 32やGT-2000 14
  • ニュートラル寄りで快適性重視ならGEL-NIMBUS 28やGEL-CUMULUS 28
  • 弾みの楽しさを優先するならNOVABLAST 5
  • 予算優先ならGEL-EXCITE 11やGT-1000 14

足のタイプがはっきりわからないときは、普段の靴底の減り方や足首のグラつき方もヒントになるので、見た目の好みだけで決めず、まずはニュートラルかサポート系かの二択から入るのが近道です。

価格帯ごとに役割が変わると理解すると迷いにくい

アシックスの初心者向けモデルは、価格差がそのまま優劣になるというより、長距離の快適性、サポートの厚み、素材のリッチさ、そして用途の広さに差が出やすいと考えると整理しやすくなります。

とくに最初の一足は、毎回長距離を走るのか、週に数回だけ短時間のジョグをするのかで必要十分なレベルが変わるため、高いモデルを無理に買うより、使い方に対して過不足のないモデルを選ぶことが大切です。

価格帯の目安 特徴 候補
1万円前後 習慣化しやすい入門機 GEL-EXCITE 11
1万円台前半 サポート入門 GT-1000 14
1万円台後半 万能な主力帯 GT-2000 14、NOVABLAST 5、GEL-CUMULUS 28
2万円台前半 快適性と保護性を重視 GEL-NIMBUS 28、GEL-KAYANO 32

予算に余裕がある人ほど上位モデルを選ぶ価値はありますが、まず週1〜2回の短いジョグから始めるなら、入門機や中価格帯からスタートして、自分の好みが固まった時点で上位モデルへ進む考え方も十分合理的です。

迷ったら一足でこなしたい用途を一つに絞る

初心者が最初に失敗しやすいのは、ジョグも大会もジムも通勤も全部こなせる一足を探してしまい、結果としてどの用途にも中途半端なモデル選びになってしまうことです。

実際には、最初の一足に求めるべき役割は「ランニングを嫌いにならないこと」が最優先であり、記録狙い、スピード練習、雨の日仕様のような条件は、走る習慣が固まってから二足目で足していくほうが満足度は高くなります。

たとえば完走目的ならGEL-NIMBUS 28かGEL-KAYANO 32、万能性ならGT-2000 14かGEL-CUMULUS 28、楽しさ重視ならNOVABLAST 5、低予算の習慣化ならGEL-EXCITE 11かGT-1000 14というように、主用途を一つ決めるだけで候補はかなり絞れます。

一足目ですべてを解決しようとせず、何をいちばん気持ちよく続けたいかに焦点を当てることが、結果的には遠回りに見えて最短ルートになります。

サイズ選びで失敗しない見方

ランニングシューズ選びではモデル選定ばかり注目されますが、実際には同じモデルでもサイズ感と足幅が合っていなければ、どれほど優れた機能も十分に発揮されません。

アシックス公式でも、足囲の採寸はシューズサイズガイドを参考に行い、足囲サイズは表内の数値に近いものを目安にすると案内しており、さらにラストはSTANDARD、WIDE、EXTRA WIDEなど足囲別に展開されていることが明示されています。

とくに初心者は、走行中に足がむくむことや、着地衝撃で前足部が当たりやすくなることを見落としがちなので、ここを丁寧に押さえるだけでもトラブルをかなり減らせます。

足長だけで決めず足囲とラストも必ず確認する

アシックスのサイズガイドでは、足囲の採寸を行ったうえで足囲タイプを確認することが案内されており、NARROW、STANDARD、WIDE、EXTRA WIDEというラストの違いがフィット性を大きく左右すると説明されています。

初心者はつい普段履きのスニーカーサイズだけで選びがちですが、ランニングシューズは前足部の窮屈さや小指の圧迫が走行中のストレスに直結しやすく、サイズが合っていても足囲が合っていないだけで失敗に感じることが少なくありません。

  • 小指や母趾球が当たりやすいならWIDEやEXTRA WIDEを優先する
  • かかとが浮くのに前足部はきついなら足囲ミスマッチを疑う
  • 夕方の足の状態でも確認する
  • 厚手のランニングソックスを履く予定ならその状態で試す

足長の数字だけで無理に人気モデルへ合わせるより、自分の足囲に合うラストを選んだほうが継続しやすいので、幅広の自覚がある方は最初からWIDEやEXTRA WIDE展開の有無まで見ておくべきです。

試し履きでは走り心地より先に4点を確認する

試し履きでは、店内で少し弾むだけの感覚よりも、かかとの収まり、前足部の圧迫感、土踏まず周辺の違和感、そして片足立ちしたときの安心感を見るほうが、初心者には失敗が少なくなります。

また、アシックス直営店ではシューズ選びのアドバイスに加えて足形計測やランニング能力測定などのサービスが用意されているため、迷いが大きい人ほど、直営店のサービスを活用したほうが判断材料を増やしやすくなります。

確認項目 見るポイント 違和感が出やすい例
かかと 浮かずに収まるか 着地で抜ける感じ
前足部 横幅に余裕があるか 小指の圧迫
甲周り 締め付けが強すぎないか しびれや痛み
片足立ち グラつきすぎないか 不安定感が強い

短い試し履きで完璧に判断するのは難しくても、この4点を意識して比較するだけで、見た目や評判だけで選んだときよりも自分に合う方向性がかなり見えやすくなります。

買った直後は一度に長く走らず慣らし期間を作る

どれだけ自分に合っていそうなシューズでも、買った初日にいきなり長距離を走ると、足裏やすねに余計な張りが出て、本当は合っているのに合わないと誤解してしまうことがあります。

初心者ほど新しい一足への期待で張り切りやすいですが、最初の2〜3回は20〜30分程度のゆっくりしたジョグやウォークランから始め、ひもを結ぶ位置やソックスの厚みも含めて微調整するほうが失敗を見分けやすくなります。

もし前足部だけが当たる、かかとだけが浮く、土踏まずだけが強く押されるといった局所的な違和感が続くならサイズやラストの問題を疑うべきですが、全体的な筋疲労が少し出る程度なら慣らしで解決することも多いです。

シューズの第一印象を急いで結論づけず、慣らし期間を前提に付き合うことが、特に厚底気味のモデルを選んだ初心者には大切です。

目的別に選ぶならこの考え方

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初心者向けといっても、健康維持のために週2回走りたい人と、半年後にハーフマラソン完走を目指す人では、必要なシューズの方向性が同じではありません。

アシックスはクッション、安定性、バウンス感という設計の違いが比較的はっきりしているため、目的別に見れば候補の整理はしやすく、用途に合う軸だけ掴めば過度に迷わず選べます。

ここでは、初心者の代表的な3パターンに分けて、どの方向性を優先すると納得しやすいかを整理します。

完走目的ならまず守ってくれるモデルから選ぶ

大会完走を目標にする初心者は、速さよりも練習を継続できることのほうがはるかに重要なので、足を守るクッション性と、フォームが崩れても耐えやすい安定感を優先したほうが成功率は高くなります。

とくに走行距離が伸びるほど疲労で着地が雑になりやすいため、序盤の印象が軽快かどうかより、後半に雑になっても安心して前へ進めるかを見るほうが、初心者の一足選びとしては正解に近づきます。

  • 安心感を最優先するならGEL-KAYANO 32
  • 柔らかい快適性を求めるならGEL-NIMBUS 28
  • 安定と軽快さの両立ならGT-2000 14
  • ニュートラルで素直な基準点ならGEL-CUMULUS 28

最初の大会へ向かう段階では、多少重く感じても守ってくれる一足のほうが継続には有利なので、完走狙いなら攻めたモデルより堅実な定番を選ぶほうが後悔しにくいです。

ジョグ中心なのか弾む楽しさもほしいのかで分ける

同じ健康維持目的でも、淡々と気持ちよく走りたい人と、前へ弾むような感覚でランニング自体を楽しみたい人では、シューズに求めるものが違います。

前者が支えや快適性を重視したほうが満足しやすいのに対し、後者は反発感が弱いと走る楽しさを感じにくくなるため、性格に合った履き味を選ぶことが継続のしやすさにつながります。

重視したいこと 向く方向性 候補
ゆっくり快適に走りたい クッション重視 GEL-NIMBUS 28、GEL-CUMULUS 28
安定感も欲しい サポート重視 GEL-KAYANO 32、GT-2000 14
弾む楽しさが欲しい バウンス重視 NOVABLAST 5
短時間の習慣化から始めたい 入門重視 GEL-EXCITE 11、GT-1000 14

ランニングを続ける最大のコツは、自分がまた履きたくなる感覚を選ぶことなので、真面目に練習したい人ほど、性格に合う履き味かどうかを軽視しないほうが結果的に長続きします。

ジムや通勤も兼ねるなら多用途モデルを選ぶ

初心者の中には、純粋なラン専用というより、ジムでの有酸素運動や移動も含めて一足で回したい方も多く、その場合は厚みがありすぎるモデルや、反発が強すぎるモデルが扱いにくいことがあります。

たとえばGEL-EXCITE 11やGT-1000 14は、走る時間が短めでも使いやすく、価格と機能のバランスが取りやすいため、まずは生活の中で運動量を増やす目的と相性が良いモデルです。

一方で、GEL-NIMBUS 28やNOVABLAST 5はランニングでは魅力的でも、日常使いまで含めると厚さや乗り味の個性が強く感じられることがあるので、用途を広げるほど万能性の重要度は上がります。

ランニング一本に絞るよりも、運動習慣全体を作るための一足として考えるなら、派手さよりも素直さと扱いやすさを優先したモデルを選ぶほうが満足しやすいです。

初心者が避けたい買い方の落とし穴

アシックスは初心者向けモデルが充実している一方で、人気モデルの印象だけが先行しやすく、自分の足と目的を後回しにしたまま買ってしまう失敗も起こりやすいブランドです。

とくにランニングを始める直前は、デザイン、SNSの評判、値引き率、レビューの星の数に引っ張られやすく、必要な機能よりも勢いで決めてしまう人が少なくありません。

ここでは、最初の一足でありがちな失敗パターンを整理しながら、避けるための視点をまとめます。

人気や見た目だけで選ぶと履き味のズレが起きる

NOVABLAST 5のように人気が高いモデルや、GEL-NIMBUS 28のように定番感のあるモデルは確かに魅力的ですが、人気の理由がそのまま自分に合う理由になるとは限りません。

たとえば足首のグラつきが強い人が弾み重視モデルを選ぶと不安定さが先に立つことがあり、逆にニュートラルな足運びの人が強めのサポートモデルを選ぶと重たく感じて楽しく走れないことがあります。

  • 人気モデルでも自分の足型に合うとは限らない
  • デザインの好みと走りやすさは別物
  • レビュー高評価でも使う目的が違えば参考になりにくい
  • 最初の一足は個性より相性を優先したほうが失敗しにくい

見た目や話題性はモチベーションに効く大事な要素ですが、それは相性が合っていることが前提なので、最初の一足ほど履き味の方向性を優先して選ぶべきです。

よくあるミスマッチを先に知っておく

初心者の失敗は偶然ではなく、ある程度似たパターンに集まりやすいので、買う前に典型例を知っておくだけでも避けやすくなります。

とくにアシックスはモデルごとの役割が分かれているぶん、何を重視してそのモデルを選ぶのかが曖昧だと、あとから「思っていたのと違う」と感じやすくなります。

ありがちな選び方 起こりやすい不満 見直すポイント
人気だけでNOVABLAST 5を選ぶ 弾みが強く落ち着かない 安定系も試す
安さだけで入門機を選ぶ 距離が伸びると物足りない 用途を再確認
足長だけでサイズ決定 横幅が痛い 足囲を確認
完走目的で軽快さ重視 後半に脚がつらい 保護性を優先

購入前にこのズレを想像できるだけで、モデル選びの軸はかなり明確になるので、気になる一足があるときほど、そのモデルが本当に自分の目的に合っているかを一段深く考えることが重要です。

オンライン購入でも後悔を減らす方法はある

近くに実店舗がなくても、公式サイトのラスト表記、足囲ガイド、プロネーションガイドを使って候補を二つか三つまで絞ってから選べば、オンライン購入の失敗率は大きく下げられます。

その際は、普段履きサイズを基準にするのではなく、今ある運動靴の中で前足部が楽だったモデルときつかったモデルを思い出し、自分が幅で悩みやすいのか、かかとの浮きで悩みやすいのかを先に整理すると判断しやすくなります。

また、最初の一足をオンラインで買うなら、個性が強いモデルよりもGEL-CUMULUS 28やGT-2000 14のように役割がわかりやすく、極端な癖が出にくいモデルから選ぶほうがズレが起きにくくなります。

レビューを読む場合も、速いランナーの評価だけを見るのではなく、走歴の浅い人や完走目的の人の感想に重心を置くことで、自分に近い条件の情報として使いやすくなります。

後悔しない一足に着地するために

初心者がアシックスのランニングシューズを選ぶときは、まずニュートラル系かサポート系かを分け、その次に快適性、反発感、価格、足幅の順で優先順位を決めると、候補が自然に絞れていきます。

快適性を最優先するならGEL-NIMBUS 28、安定性を重視するならGEL-KAYANO 32、万能性ならGT-2000 14、楽しさ重視ならNOVABLAST 5、中庸で失敗しにくい基準点ならGEL-CUMULUS 28、予算を抑えたいならGEL-EXCITE 11やGT-1000 14、幅広ならGEL-CONTEND 9 EXTRA WIDEという整理で考えると選びやすくなります。

最初の一足で大切なのは、上級者に見えるモデルを選ぶことではなく、走るたびに嫌な痛みや不安が出にくく、また履こうと思えることなので、人気や見た目よりも自分の足と目的に合うかどうかを軸にしてください。

遠回りを避けたいなら、候補を二つか三つに絞ったうえで足囲とラストを確認し、可能なら試し履きや足形計測を活用して、走る習慣を気持ちよく続けられる一足へ着地するのがいちばん確実です。

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