ホカオネオネのワイドサイズ感は普段サイズ基準で考える|ワイドと0.5cmアップの分かれ目まで見える!

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ホカオネオネ ワイド サイズ感で迷う人は、実は「幅広だからワイドを買えばよいのか」という一点よりも、「長さはそのままでいいのか」「0.5cm上げたほうが安全なのか」「モデルによってワイドの楽さは違うのか」という複数の悩みを同時に抱えていることが多く、ここを切り分けないまま選ぶと失敗しやすくなります。

とくにHOKAは厚底の見た目から全体的にゆったりしていそうに見える一方で、実際に履くと中足部や甲まわりに締まりを感じるモデルもあり、見た目のボリュームだけでサイズ感を判断すると、店頭ではよくてもランニング中に前滑りや小指の圧迫が出ることがあります。

さらに、現時点のHOKA公式日本サイトでは、ロード用のCLIFTON 10、BONDI 9、ARAHI 8、SKYFLOW、RINCON 4だけでなく、トレイル寄りのSPEEDGOAT 7やCHALLENGER 8、兼用しやすいTRANSPORT 2にもワイド展開があり、単純に「HOKAは細い」「HOKAは幅広でも履ける」と一括りにはできません。

そこで本記事では、HOKA公式サイズガイドと各商品ページをもとに、ホカオネオネのワイドサイズ感を普段サイズ基準で考える方法、ワイドとサイズアップの違い、現行モデルごとの向き不向き、試着で見るべきポイントまで、ランニングシューズ選びの実務目線で順番に整理します。

  1. ホカオネオネのワイドサイズ感は普段サイズ基準で考える
    1. 長さは基本的に普段サイズから外しすぎない
    2. ワイドは横幅だけでなく甲の圧迫も逃がしやすい
    3. 0.5cmアップが向くのは前後長が足りないときだけ
    4. ワイドが向くのは足長が合っているのに横が苦しい人
    5. エキストラワイドまで視野に入る人もいる
    6. 迷ったら公式サイズガイドの足幅目安で切り分ける
  2. ロード用モデルはワイド展開と走りの性格を一緒に見る
    1. CLIFTON 10はワイド選びの基準にしやすい
    2. BONDI 9は幅広足でも保護感を優先したい人に向く
    3. ARAHI 8とSKYFLOWとRINCON 4は目的を絞ると選びやすい
  3. トレイルや兼用モデルは前滑り対策まで含めて考える
    1. SPEEDGOAT 7は本格トレイル前提でワイドを考える
    2. CHALLENGER 8はロードとトレイルの中間で使いやすい
    3. TRANSPORT 2は歩行や通勤兼用なら候補に入れやすい
  4. 試着では静止時より動いたときの違和感を見る
    1. 試着はできれば夕方に行い両足で確認する
    2. ソックスとシューレースで印象はかなり変わる
    3. 通販前は数字と用途を先に絞ると失敗しにくい
  5. よくある失敗は幅不足を長さでごまかしてしまうこと
    1. 幅不足をサイズアップで処理すると前滑りしやすい
    2. 必要以上にワイドを選ぶと踵と中足部が甘くなる
    3. 最終判断は用途と足型をセットで考える
  6. ホカオネオネ ワイド サイズ感は幅と長さを分けて考えると迷いにくい

ホカオネオネのワイドサイズ感は普段サイズ基準で考える

結論から言うと、ホカオネオネのワイドサイズ感は、まず普段のランニングシューズサイズを基準に置き、そのうえで長さ不足なのか横幅不足なのかを分けて判断する考え方がもっとも失敗しにくいです。

HOKA公式のワイド案内では、ワイドやエキストラワイドはアッパーやインソール幅が少し広くなり、追加されたゆとりの多くはアッパー容量の増加から生まれると説明されており、サイズアップとは役割が違うことがわかります。

つまり、足長が合っているのに小指側や甲だけが苦しい人は、0.5cmアップよりワイドを先に比べるほうが理にかなっており、逆に指先が前に当たる人はワイドだけでは根本解決にならないため、まずはこの基本線を押さえることが大切です。

長さは基本的に普段サイズから外しすぎない

ホカオネオネのサイズ感で最初に押さえたいのは、前後の長さをいきなり動かしすぎないことです。

HOKAを扱う海外大手販売サイトのRunning Warehouseでも、HOKAは前後長はおおむねトゥルー・トゥ・サイズ寄りで、中足部がやや細めに感じやすい傾向があると案内されており、長さより横方向で違和感が出る人が少なくありません。

そのため、履いた瞬間に甲や小指側がきついからといって即座に0.5cm上げると、つま先の余りと踵の浮きが増え、走ったときに足が前後に動きやすくなって別の問題へつながります。

とくにジョグ用やロング走用の厚底モデルは、着地のたびに足が前へ送られやすいため、足長を必要以上に伸ばすより、まずは普段サイズで幅違いを比べる順番のほうが再現性の高い選び方になります。

ワイドは横幅だけでなく甲の圧迫も逃がしやすい

HOKA公式のワイド案内では、ワイドは数ミリ広いだけではなく、アッパーのボリュームが増すことで足の上側の圧迫も減り、より広く感じやすい設計だと説明されています。

この考え方はとても重要で、ワイドを「横に広い人専用」とだけ捉えると、甲高や夕方のむくみで苦しくなる人が見落としやすくなります。

実際に、足の上側が押さえつけられるタイプの窮屈さは、単にアウトソールの幅が広いだけでは解決しにくく、アッパー容量の増加が効きやすい場面です。

だから、ホカオネオネのワイドサイズ感を考えるときは、足裏の幅だけでなく、小指の当たり、母趾球の張り、甲の食い込みまで含めて「どこが苦しいのか」を言葉にできると判断精度が一気に上がります。

0.5cmアップが向くのは前後長が足りないときだけ

サイズを0.5cm上げる方法が有効なのは、親指や人差し指が前に当たる、下りで爪先が詰まる、厚手ソックスを使うと前後長が不足するなど、足長そのものが不足している場合です。

HOKA公式のサイズ案内でも、ハーフサイズの境目でタイトな履き心地を望むなら小さいほう、つま先に余裕がほしいなら大きいほうを選ぶという考え方が示されており、サイズアップは主につま先側の自由度を得るための選択と考えられます。

一方で、横幅だけが苦しい人が0.5cmアップすると、確かに店頭では楽に感じやすいのですが、実走では踵浮きや前滑りが出やすくなり、足指が遊びすぎてフォームが安定しないことがあります。

つまり、0.5cmアップは便利な逃げ道ではあるものの万能ではなく、ホカオネオネのワイドサイズ感で迷ったときは、幅不足を長さでごまかしていないかを必ず確認する必要があります。

ワイドが向くのは足長が合っているのに横が苦しい人

同じ長さでレギュラーとワイドを比べる価値が高いのは、足長は合っているのに、前足部や中足部だけが窮屈に感じる人です。

とくにHOKAは、見た目の厚さに反して中足部の収まりを意識したモデルが多く、普段からニューバランス2Eや4E、アシックスのワイド系に慣れている人は、レギュラーで甲や小指側にストレスを感じることがあります。

以下のような悩みがあるなら、まず同サイズのワイドを試す順番で考えるほうが失敗しにくいです。

  • 足長は問題ないのに小指が当たる。
  • 母趾球まわりが張って長く履くと痛い。
  • 甲の中央だけ強く押さえつけられる。
  • 夕方やロング走の後半だけ急に窮屈になる。
  • サイズアップすると踵が浮いてしまう。

このタイプの人は、長さではなく幅方向の調整が必要な可能性が高く、サイズアップで得られる余裕より、ワイドで得られる圧迫緩和のほうが走りの安定感を保ちやすいです。

とくにデイリーラン用やウォーキング兼用のモデルでは、この差が購入後の満足度に直結しやすいため、ワイドを「特別な足向け」ではなく「長さを変えずにフィットを整える選択肢」と捉えると見通しが良くなります。

エキストラワイドまで視野に入る人もいる

HOKAにはワイドだけでなくエキストラワイドまで用意されているモデルもあり、現行の日本公式サイトではCLIFTON 10とBONDI 9がその代表です。

両モデルの公式商品ページでは、レギュラーに比べてワイドは足囲を約2サイズ分、周囲約12mmアップし、エキストラワイドは約4サイズ分、周囲約24mmアップすると案内されています。

この差は見た目以上に大きく、普段からかなりゆとりのあるワイド設計を履いている人や、ワイドでもまだ甲と前足部が苦しくなる人は、エキストラワイドまで最初から候補に入れたほうが遠回りしません。

反対に、少し幅広な程度の人がいきなりエキストラワイドを選ぶと、踵や中足部のホールドが緩みやすく、ランニングでは足が遊ぶ原因にもなるため、快適さと固定感のバランスを見ながら選ぶ必要があります。

迷ったら公式サイズガイドの足幅目安で切り分ける

感覚だけで悩み続けるより、足幅の目安を数字で一度確認すると、ワイドへ進むかサイズアップへ進むかがかなり整理しやすくなります。

HOKA公式サイズガイドでは、メンズ27.0cmの足幅目安がレギュラー100mm、ワイド108mm、エキストラワイド112mmと示されており、幅区分の差が視覚的にわかります。

足長の例 レギュラー目安 ワイド目安 エキストラワイド目安
メンズ27.0cm 100mm 108mm 112mm
メンズ28.0cm 102mm 110mm 114mm
レディース24.5cm 92mm 98mm 該当なし

もちろん実際のフィット感はモデルや甲の高さでも変わりますが、足幅の実測値がレギュラー目安を明確に超えているなら、長さを上げる前にワイド比較を入れる価値は高いです。

逆に、足幅はレギュラー目安に近いのに指先だけが当たるなら、問題は横ではなく前後長にある可能性が高く、サイズアップやソックス調整のほうが有効になることがあります。

ロード用モデルはワイド展開と走りの性格を一緒に見る

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ホカオネオネのワイドサイズ感は、ブランド全体の印象だけで判断するより、ロード向けモデルごとの役割を見ながら考えたほうが実用的です。

なぜなら、同じワイドでも、最大クッションのBONDI 9と軽快さを重視したRINCON 4では、合う走り方も許容できるフィット感も大きく違うからです。

ここでは、現時点でHOKA公式日本サイトにワイド展開がある主要ロードモデルを中心に、サイズ感の考え方を整理します。

CLIFTON 10はワイド選びの基準にしやすい

CLIFTON 10は、HOKAの中でも日常ジョグとウォーキングの両立がしやすい定番で、レギュラー、ワイド、エキストラワイドの3幅がそろうため、ホカオネオネのワイドサイズ感を確かめる基準モデルとして非常に使いやすいです。

公式ページでは、ワイドが周囲約12mmアップ、エキストラワイドが周囲約24mmアップと案内されているので、サイズアップで逃がすべきか、同サイズの幅変更で解決するかを比較しやすい点が大きな強みです。

走りの性格としては、軽快すぎず重すぎず、初めてHOKAを履く人でも扱いやすい中庸型で、足型の相性を見極める一足として選びやすい立ち位置にあります。

普段使いからジョグまで一本で回したい人、どのモデルが自分の基準になるかまだ見えていない人、幅だけでなくエキストラワイドまで視野に入る人は、最初にCLIFTON 10を履いておくと比較の軸が作りやすいです。

BONDI 9は幅広足でも保護感を優先したい人に向く

BONDI 9は、HOKAラインの中でもクッション性が非常に高く、ランニングだけでなくウォーキング用途でも人気が高いモデルで、こちらもレギュラー、ワイド、エキストラワイドの3幅が用意されています。

公式ページではCLIFTON 10と同様に、ワイドで足囲約12mmアップ、エキストラワイドで約24mmアップと示されており、幅の選択肢がはっきりしているため、強い圧迫を避けたい人にはかなり検討しやすいモデルです。

とくに足裏への衝撃を減らしたい人、長時間歩いても痛みが出にくい靴を求める人、ロングジョグや日常使用で「楽さ」を優先する人には、BONDI 9のワイドは相性が良い可能性があります。

  • クッション性を最優先したい人。
  • 走る日と歩く日を同じ靴で回したい人。
  • ワイドでも足の甲が苦しくなりやすい人。
  • エキストラワイドまで最初から比較したい人。

ただし、軽快なテンポ感や小回りのよさを重視する人にはボリューム感が大きく感じられることもあるため、単に幅だけで選ばず、自分が求める走行感との一致も確認したほうが後悔が少なくなります。

ARAHI 8とSKYFLOWとRINCON 4は目的を絞ると選びやすい

ARAHI 8は安定性をもたらすH-Frameを備えたスタビリティ寄り、SKYFLOWはスーパークリティカルEVAとActive Foot Frameによる上質なクッション寄り、RINCON 4は軽さとスムーズさを重視したモデルで、いずれもワイド展開があります。

RINCON 4は公式ページでワイドが足囲約12mmアップ、SKYFLOWもワイド展開があり、ARAHI 8は前作より柔らかい素材を使いながら安定した走りを可能にしたと説明されているため、同じ「幅が欲しい」でも何を優先するかで最適解が変わります。

モデル 幅展開 向きやすい用途 選び方の軸
ARAHI 8 レギュラー・ワイド 安定感重視のデイリーラン 倒れ込みを抑えたいか
SKYFLOW レギュラー・ワイド 快適性重視のランと歩行 上質なクッションと包み込み
RINCON 4 レギュラー・ワイド 軽快なロードラン 軽さを優先するか

この3モデルは、幅だけでなく走行感がかなり違うため、足型に合うかどうかと同じくらい、自分の練習内容やペース帯に合うかも重要です。

安定感が欲しい人が軽さだけでRINCON 4へ行くと不安が残りやすく、逆に重さが気になる人がBONDI 9だけで比較すると本来合うはずのRINCON 4やSKYFLOWを見逃すので、用途を絞ってから幅比較へ入るのが効率的です。

トレイルや兼用モデルは前滑り対策まで含めて考える

ロード用と比べると、トレイルや兼用モデルのサイズ感は、単純な快適さだけでなく、下りで足が前へ動きすぎないかまで含めて見なければいけません。

不整地では横方向の余裕が安心につながる一方で、長さを上げすぎると前滑りや爪トラブルが出やすくなるため、ロード以上にワイドとサイズアップの使い分けが大切になります。

現時点のHOKA公式日本サイトでは、SPEEDGOAT 7、CHALLENGER 8、TRANSPORT 2にワイド展開があり、用途に応じた考え方を持っておくと選びやすいです。

SPEEDGOAT 7は本格トレイル前提でワイドを考える

SPEEDGOAT 7は、HOKAのトレイル系で定番性の高いモデルで、公式日本サイトでもレギュラーとワイドが選べます。

ロード用のジョグシューズと違って、トレイルでは着地面が傾きやすく、下りで爪先へ荷重が集まりやすいため、長さを大きくしすぎると中で足が動いてむしろ不安定になることがあります。

そのため、前足部が窮屈でも足長が足りているなら、まずは同サイズのワイドを比較し、岩場や下りを想定したときに小指側が逃げるか、踵の固定感が残るかを見る順番が有効です。

本格トレイルで使う人ほど、店頭でただ立つだけでなく、前へ踏み込んだときの前滑り、足首まわりの安定、つま先保護感まで確認し、ロード用よりシビアにフィットを見る必要があります。

CHALLENGER 8はロードとトレイルの中間で使いやすい

CHALLENGER 8は、公式で「ロード公認。トレイルテスト済み。」と案内されており、ロードとトレイルの両方で使いやすい中間型として位置づけられています。

つまり、通勤ラン、河川敷、林道、軽い未舗装路のように路面が日ごとに変わる人には非常に相性が良く、レギュラーとワイドの比較もしやすいモデルです。

  • 舗装路も未舗装路も一本で回したい。
  • 本格トレイル専用ほど尖った靴は求めていない。
  • ロード用では横幅が少し窮屈に感じる。
  • 安定感と汎用性のバランスを重視したい。

このタイプの靴でサイズアップを先にしてしまうと、ロード区間では問題なくても下りの土道で足が前へ動くことがあるため、幅の悩みが主ならワイド比較を優先したほうが扱いやすいです。

とくにロード比率が高い人は、トレイル用らしい余裕を求めすぎず、あくまで日常の走行距離と路面構成に合わせてフィットを整えることが、兼用モデルを気持ちよく使うコツになります。

TRANSPORT 2は歩行や通勤兼用なら候補に入れやすい

TRANSPORT 2は、公式ページで街中からトレイルまで対応する万能シューズとして紹介されており、ワイドタイプはレギュラー比で足囲約12mmアップと案内されています。

純粋なランニング専用機というより、通勤、移動、ウォーキング、軽いアウトドアまで含めて一足でこなしたい人に向くため、ランニング中のシビアなフィットと、長時間歩行の楽さの両方を見て選ぶのがポイントです。

使い方 向きやすい判断 サイズ感の見方
通勤と歩行中心 ワイドの快適性を優先 夕方のむくみを想定する
軽いジョグも行う 前滑りしない長さを優先 長さを上げすぎない
普段履き兼用 甲の圧迫を避ける レギュラーとワイドを同サイズ比較

歩き主体の人ほど、短時間の試着では気づきにくい甲の当たりやむくみ後の窮屈さが重要になるため、ランニング用より少し長い時間の試着感覚で判断したほうが失敗が減ります。

逆に、走る比率が高いのに普段履きの楽さだけで大きめを選ぶと、ラン中の踵浮きが気になりやすいので、何割を走行に使うのかを先に決めてからサイズ感を詰めることが大切です。

試着では静止時より動いたときの違和感を見る

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ホカオネオネのワイドサイズ感は、箱から出して足を入れた瞬間の印象だけでは決めきれません。

HOKAはロッカー形状や厚底の影響で、立っているときは楽でも、歩いたり軽く前へ荷重したりすると、前滑りや甲の圧迫が一気にわかることがあります。

試着で重要なのは「履けるかどうか」ではなく、「走ったときに余計なストレスが増えないか」を見抜くことなので、確認する順番を知っておくと比較が楽になります。

試着はできれば夕方に行い両足で確認する

HOKA公式サイズガイドでは、足長も足幅も両足を測り、大きいほうを基準にする考え方が示されており、試着でも同じ発想が有効です。

人の足は日中にむくみやすく、朝は問題ない靴でも夕方になると甲や前足部が急に苦しくなることがあるため、ワイドで迷う人ほど時間帯の影響を軽視できません。

店頭では両足とも履き、片足立ち、前重心、軽い歩行を行い、小指側、母趾球、甲中央、踵上部の4か所に圧迫や浮きが出ないかを確認すると、単なる第一印象より精度が上がります。

夕方の足でレギュラーが明確に苦しく、同サイズワイドで前後長は問題なく楽になるなら、サイズアップよりワイドのほうが合っている可能性が高いと判断しやすいです。

ソックスとシューレースで印象はかなり変わる

同じHOKAでも、薄手ソックスと厚手ソックスではサイズ感が変わり、さらにシューレースの締め方で甲の圧迫や踵の固定感も大きく変わります。

そのため、ワイドかレギュラーかで迷うときは、普段ランニングで使うソックスに近い状態で試着しないと、本番でのフィットを再現しにくくなります。

  • 本番で使う厚みのソックスを基準にする。
  • 踵側は緩めすぎず固定感を残す。
  • 甲が痛いなら中央部だけ締めすぎていないかを見る。
  • 小指側だけ痛いならサイズより幅の問題を疑う。
  • 指先が余るのに窮屈なら長さではなく幅を見直す。

レースの締め方だけで快適になるならレギュラーでも運用可能なことがありますが、締め方を変えても小指や母趾球の圧迫が消えないなら、同サイズワイドへ進む意味があります。

逆に、紐を少し締めるだけで踵浮きが収まり、前足部の余裕も適切なら、必要以上のサイズアップやエキストラワイドは避けたほうが走りやすさを残しやすいです。

通販前は数字と用途を先に絞ると失敗しにくい

通販でHOKAを買う場合は、いきなり型番を決めるより、自分の足長、足幅、使う場面、現在の不満点を先に整理したほうが成功率が上がります。

とくにワイドサイズ感で迷う人は、「普段サイズで前は足りているが横が苦しい」のか、「前も横も少し足りない」のかを言語化しておくと、同サイズワイドに進むべきか、0.5cmアップも含めるべきかが見えやすくなります。

購入前に整理する項目 見ておく理由 判断に与える影響
足長と足幅の実測 感覚のズレを減らす ワイドかサイズアップかを切り分けやすい
いま履いている靴の不満点 痛む場所を明確にする 長さ不足か横幅不足かが見える
主な用途 必要なホールド感が違う ロード用かトレイル兼用かを選びやすい
ソックスの厚み 実使用の圧迫が変わる 境目サイズでの誤差を減らせる

通販は情報量が多い一方で、感覚の微差を試せないため、モデルを三つ以内に絞ってからサイズ比較の仮説を立てると迷いが減ります。

HOKA公式サイトは幅展開やサイズガイドが見やすいので、まず候補をCLIFTON 10、BONDI 9、ARAHI 8のように用途別で絞り、そのうえでレギュラーとワイドのどちらを試すか決める流れが効率的です。

よくある失敗は幅不足を長さでごまかしてしまうこと

ホカオネオネのワイドサイズ感で失敗する人の多くは、実はサイズ表を見ていないことより、悩みの原因を取り違えていることにあります。

もっとも多いのは、横だけ苦しいのに長さを上げて解決したつもりになることと、反対に「HOKAは細いらしい」と聞いて、必要以上にワイドやエキストラワイドへ進んでしまうことです。

ここでは、購入後に後悔しやすい典型パターンと、その防ぎ方を整理します。

幅不足をサイズアップで処理すると前滑りしやすい

レギュラーで小指側や甲が苦しいと、0.5cm上げた瞬間に「ちょうどよくなった」と感じることがありますが、その快適さは横ではなく前後長の余裕によって生まれている場合があります。

この状態でランニングを始めると、着地のたびに足が前へ動きやすくなり、下りや疲労時には爪先の圧迫、踵浮き、アーチのズレが目立ちやすくなります。

とくにBONDI 9やCLIFTON 10のような厚底系では、前へ転がる感覚があるぶん、余計な長さがあると足が泳いでフォームが落ち着かないことがあります。

横だけ苦しい人は、まず同サイズのワイド、次に必要ならワイドでのハーフアップという順番で比べたほうが、失敗コストを抑えやすいです。

必要以上にワイドを選ぶと踵と中足部が甘くなる

一方で、ワイドなら必ず快適というわけでもなく、足幅がそこまで広くない人がゆとりだけを求めてワイドへ進むと、踵や中足部の固定感が落ちることがあります。

HOKAはもともと足を包み込む感覚を重視するモデルも多いため、その収まりが消えると、厚底の安定感を活かしにくくなることがあります。

  • 歩くだけなら楽でも走ると踵が浮く。
  • 中足部が緩んで左右に動く。
  • 下りで足が前へ詰まりやすい。
  • レースを締めてもフィットが戻らない。

このような症状が出るなら、幅の取りすぎを疑ったほうがよく、快適さの基準を「店頭でゆるい」ではなく「走っても余計に動かない」に置き直すことが大切です。

とくに踵が細く前足部だけ広い人は、ワイド一択ではなく、レギュラーとワイドの両方を試してレース調整まで含めた運用で比較したほうが、自分に合う落とし所が見つかりやすいです。

最終判断は用途と足型をセットで考える

同じ人でも、ゆっくり長く走る日と、テンポよく走る日では、快適と感じるフィットが微妙に変わります。

だから、ホカオネオネのワイドサイズ感を決める最後の一手は、「足型に合うか」だけでなく、「そのモデルをどんな場面で使うか」をセットで考えることです。

悩み方 優先する判断 向きやすい考え方
日常ジョグで横が痛い 同サイズワイド比較 長さは普段サイズを基準にする
指先が前に当たる ハーフアップ比較 幅より前後長を優先する
トレイル下りで爪が痛い 前滑り確認 大きすぎるサイズを避ける
歩行兼用で夕方に苦しい ワイドと甲の余裕 むくみ前提で確認する

結局のところ、サイズ感の正解は「幅が広いほうが得」でも「普段サイズなら必ず合う」でもなく、足型と用途が交差した場所にあります。

この視点を持つだけで、CLIFTON 10がいいのかBONDI 9がいいのか、あるいはARAHI 8やCHALLENGER 8のほうが合うのかまで、かなり論理的に絞り込めるようになります。

ホカオネオネ ワイド サイズ感は幅と長さを分けて考えると迷いにくい

ホカオネオネのワイドサイズ感は、まず普段のランニングシューズサイズを基準に置き、長さ不足なのか横幅不足なのかを切り分けるだけで、かなり判断しやすくなります。

HOKA公式サイズガイドではワイドとエキストラワイドの足幅目安が数字で示されており、CLIFTON 10やBONDI 9ではワイドが約12mm、エキストラワイドが約24mm足囲アップと案内されているため、幅の悩みをサイズアップだけで処理しないことが大切です。

ロード中心ならCLIFTON 10とBONDI 9が比較の軸になりやすく、安定感が欲しいならARAHI 8、上質な快適性ならSKYFLOW、軽快さならRINCON 4、トレイルや兼用ならSPEEDGOAT 7やCHALLENGER 8、TRANSPORT 2まで視野を広げると、自分の用途に合った一足へ近づけます。

最終的には、普段サイズのレギュラーとワイドを同時に比べ、必要なら0.5cmアップまで検討する順番がもっとも再現性が高く、幅の問題を長さでごまかさないことが、HOKA選びで後悔しないためのいちばん確かな考え方です。

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